教育現場や保育園などで新型コロナウイルスの感染が相次いでいることを受け、佐賀市は27日、小中学校の教職員や保育士らのワクチンの3回目接種を前倒しすると発表した。

 当初開始を3月としていた医療機関で接種する「個別接種」を1月31日から、佐賀市医師会館で行う集団接種を2月3日からとする。対象者は約5千人。2回目の接種後6カ月が経過している対象者は、市から接種券が届いていなくても、医療機関にある白紙の予診票を使い、接種ができる。

 65歳以上の高齢者は3月以降、2回目からの接種間隔を6カ月に前倒しする。65歳未満は3月13日まで接種間隔を「7カ月」、同14日からは「6カ月」に早める。

 坂井英隆市長は同日開いた対策会議で「教育や保育現場でクラスターが発生し、子育て世帯の不安も大きくなっている。一日でも早い追加接種を可能にすることで、働く皆さんの安全安心を確保していきたい」と話した。

 市は同日、29日から2月20日まで、福祉センターなど高齢者福祉施設のほか、児童センターなど児童施設を休館(休止)することも決めた。市有施設の新規予約に関しても、2月20日まで原則停止する。(川﨑久美子)