オンラインで記者会見する日本学術会議の梶田隆章会長=27日午後

 政府による日本学術会議の組織形態の見直しを巡り、梶田隆章会長は27日のオンライン記者会見で「任命問題が解決した上で建設的に議論されることを望む」と述べた。政府側は夏までに方向性をまとめる意向だが、任命問題を優先するようくぎを刺した形。

 学術会議は昨年4月、国の特別の機関である今の組織形態を「変更する積極的理由を見いだすことは困難」との検討結果をまとめており、梶田氏は「機会があれば(政府に)再度説明し、理解を求めたい」と語った。

 学術会議の在り方を巡る議論は、現在の形態を変更し、国から切り離すかどうかが焦点。