大学入試センターは26日、新型コロナウイルスに感染して大学入学共通テスト本試験を欠席し29、30日に行われる追試験を受けることになった受験生は211人で、昨年(92人)の2倍以上になったと発表した。濃厚接触者になったことで追試験に回るのは252人で、120人増えた。

 今回、他の体調不良などを含めて追試験が許可されたのは計1658人となり、前身のセンター試験を通じて過去2番目の多さになった。

 センターによると、濃厚接触者だったがPCR検査が陰性で無症状といった条件を満たし、本試験を別室で受験できたのは320人いた。

 また、15日に東京都文京区の東大前で起きた刺傷事件の影響で精神的に動揺したとして本試験を受けられず追試に回るのは4人。16日の津波に関連する交通機関の運休などにより追試が認められたのは6人だった。

 一方、会場側の不手際があったため試験をやり直す再試験を希望したのは中京学院大(岐阜県中津川市)と三重大の計10人。津波警報のために16日の試験が中止になった岩手県立大宮古短期大学部の会場では、対象となる181人が事前申請なしで再試験を受けられる。