県内の新型コロナ感染者状況(1月25日現在)

新型コロナの県内感染者数(1月25日現在)

 佐賀県は25日、323人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの感染者数としては24日の299人を上回って過去最多となり、初めて300人台になった。感染後に県内の医療機関に入院していた80代以上の中等症患者1人が死亡し、累計死者数は33人になった。新たに小中学校や幼稚園などで6件のクラスター(感染者集団)が発生した。

 県によると、患者が死亡したのは23日で、医師が老衰で亡くなったと診断した。県は25日に把握した。

 クラスターは小中学校4校で発生したほか、佐賀市の本庄幼稚園でこれまでに園児6人と職員1人の計7人、鳥栖市の麓刑務所では受刑者5人と職員2人の計7人の感染が確認された。

 年明け以降の感染急増に伴うクラスターは計33件になった。24日以前に公表しているクラスターのうち、唐津市の和多田保育園など6件で新たに22人の感染が判明した。

 検査数は過去最多の1827件に上った。感染が分かった323人のうち、既に把握している陽性者と関連がない新規は138人。市町別では多い順に佐賀市116人、唐津市45人、鳥栖市44人など。年代別では10代が20%で最も多い。

 九州電力は玄海原発(東松浦郡玄海町)の業務請負会社社員3人の感染を新たに確認したと発表した。13日以降、累計23人の陽性を確認、25日時点で140人が出勤待機をしている。同社は「3号機の定期検査や原発の安全運転、廃炉作業への影響はない」と話す。

 県内での感染確認は延べ9千人を超え、9017人になった。病床使用率は前日比1・3ポイント増の37・4%で重症者はゼロ。中等症患者の病床使用率は1・3ポイント増の9・4%(51人)。療養ホテルの使用率は1・7ポイント減の38・1%、自宅療養者は52人増えて1431人になった。(円田浩二)

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