任期満了に伴う嬉野市長選・市議選は23日に投開票される。選挙戦最終日の22日、市長選に無所属で立候補している現職と新人2人は、1票でも上積みしようと「最後の訴え」に声を振り絞った。23日は、早ければ午後9時半ごろに当落が判明する見通し。

 新人で音楽事務所代表の岸川美好候補(73)=嬉野町下宿=は22日、市内各地を巡った。告示直前に出馬を決めた2018年の市長選と異なり「財政改革などの政策や市政への思いを精いっぱい伝えることができた」と強調した。

 現職の村上大祐候補(39)=塩田町馬場下=は塩田津などで選挙カーを降り「未来を託して」と呼び掛けた。事務所前でのマイク納めでは「嬉野市が地方都市の光り輝く星となるよう粉骨砕身、頑張りたい」と続投への意欲を見せた。

 新人で商業コンサルタント会社社長の藤山勝済候補(71)=嬉野町下野=は、嬉野町の住宅街などを細かく回ってアピール。最後は事務所で「この1週間が移住後9年間の集大成。多くの市民と話ができた」と手応えを示した。

 投票は23日午前7時から12カ所で行われ、大野原地区は午後6時まで、そのほかは午後7時まで。午後8時から市中央体育館U-Spoで開票する。

 市議選(定数16)は現職12人、新人5人の計17人が争っている。開票が順調に進めば、午後10時半ごろ全議席が決まる見通し。

 選挙人名簿登録者数は15日現在で2万1363人(男性9899人、女性1万1464人)。22日まで6日間の期日前投票者数は5980人で前回選挙を1161人上回り、全体の3割近くを占めた。(古賀真理子、澤登滋)