九州新幹線長崎ルート新鳥栖―武雄温泉の整備方式を巡り、「山口祥義知事と面会したい」と述べた与党検討委員会の森山裕検討委員長=国会内

 九州新幹線長崎ルート与党検討委員会の森山裕委員長(自民党・衆院鹿児島4区)は20日、佐賀新聞社のインタビュー取材に応じ、整備方式の検討が続いている新鳥栖―武雄温泉区間について「山口祥義知事と早期に面会したい」との意向を示した。与党としてフル規格での整備方針を堅持しつつ、「佐賀駅経由」以外のルートも「費用対効果や地元の意向次第では選択肢になる」と述べた。

 森山氏は2021年12月22日、整備新幹線与党プロジェクトチーム(PT)の会合で検討委員長に就任した。翌日、森山氏は山口知事と電話で会話し、「検討委員長になったのでよろしくお願いします」とあいさつをした。その際、「できるだけ早くお目にかかりたい」と伝えたという。

 知事との面談の意義について「どこかで折り合いを付け、交わらなければならない」と話し「(知事と面会して)与党方針を理解していただく努力をしなければならないが、その結果(与党方針に)修正が必要となれば、親会(PT)への報告などそれなりの努力が必要になる」と説明した。現時点では、具体的な面談の調整には入っていない。

 与党検討委の方向性としては、フル規格で整備する方針を堅持する考えを示し「フル規格でつなぐために地元とも折り合いを付けたい。ルートは佐賀駅通過が結論というわけではない」と述べ、費用対効果や地元の意向も考慮する考えを示した。(山口貴由)

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