17日午後7時45分ごろ、長野県茅野市の八ケ岳連峰天狗岳(2646メートル)の山中から「3人で入山したが動けなくなった」と119番があった。県警茅野署は地元の山岳遭難防止対策協会などと18日早朝から捜索、山頂付近の稜線りょうせんで3人を発見した。3人は70代の男女と80代男性でいったん山小屋に運ばれた。女性が意識不明。男性2人は意識があるという。

 現地は天候が悪く、ヘリコプターを飛ばせないため、女性はそりなどで麓まで運ぶ。男性2人に目立った外傷はない。低体温症の症状がみられるが、会話や食事ができる状態。佐賀県の3人の登山カードが出されており、身元の確認を進めている。

 茅野署などによると、3人は16日に入山。その後、天狗岳山頂から下山している際、天候が悪化したことで行動できなくなり、70代の男性が消防に救助要請した。3人は宿泊予定の山小屋に向かう途中で、テントは持っていなかった。3人で一緒に一夜を過ごしたという。18日早朝の山頂付近は曇りで視界が悪く、地上から捜索した。【共同】

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