実際の平均就寝時刻と親が考える理想の平均就寝時刻

 0~2歳児を育てる保護者の計53・8%が、子どもの就寝時刻は「午後9時以降」になっていると答えたことが17日、江崎グリコの調査で分かった。一方、理想の就寝時刻を「9時より前」とした人は計68・8%に上り、共働きの増加により帰宅が遅くなり、時間に余裕がない中で子育てに追われる家庭が多い実態が明らかになった。

 理想の平均就寝時刻を尋ねると「午後8~9時」が52・8%で最多だった。実際の平均就寝時刻は「9~10時」が36・2%と最も多く、次いで「8~9時」34・5%、「10~11時」12・8%と続いた。午後9時以降に就寝している子どもは、午前7時以降に起床する割合が高かった。

 調査を監修した小児科医で熊本大名誉教授の三池輝久氏は、個人差はあるものの乳幼児の夜の睡眠には平均10時間が必要と指摘。就学後、午前7時前に起きることを踏まえ「遅くとも午後9時までに就寝することが理想」とする。共働きで帰宅時間が遅くなる家庭に対して「子どもが小さいうちは、早く帰宅できるようにするなど、国や企業の支援が必要だ」と説明している。

 調査は昨年10月、0~2歳の第1子を育てている20~49歳の既婚男女800人にインターネット上で実施した。【共同】