4月の神埼郡吉野ヶ里町長選に、前町長の多良正裕氏(71)=松隈=が17日、無所属で立候補することを正式に表明した。病児預かり施設の新設などの子育て支援策、脱炭素による持続可能なまちづくりなどを公約に掲げ「時代に即した考えで、町民の皆さんと一緒にやっていきたい」などと述べた。

 町内で会見した多良氏は2018年3月まで1期務めた町長時代の子育て支援や企業誘致の実績を挙げ「この勢いでやれば、町はまだまだ伸びる」と強調した。統合庁舎建設が検討される中、地域づくり会社社長として松隈地区で持続可能な収益を上げる仕組みをつくった点に触れ「中心地づくりと並行して周辺集落、中山間地の課題を考える」とした。

 町長選は4月5日告示、10日投開票で、現職の伊東健吾氏(74)=1期、豆田=が既に出馬を表明している。(森田夏穂)