「街の幸福度ランキング」で県内1位に選ばれた基山町の新興住宅地=基山町けやき台

 賃貸住宅建設大手の大東建託(東京都)は、その町に住んでいる人を対象に調査した「街の幸福度ランキング2021」の佐賀県版をまとめ、1位は基山町だった。福岡都市圏に近く利便性が良い一方で、自然が豊かで閑静であることを理由に挙げた人が多かった。2位は鳥栖市、3位は唐津市だった。

 インターネット調査会社を通じ、20歳以上の県内居住者に幸福度を10段階で質問した。調査期間は2019年~21年で、2502人が回答。回答者が50人以上の自治体を対象に順位を付けた。

 基山町が1位になった回答結果について、大東建託賃貸未来研究所は「福岡市への鉄道や高速道路のアクセスなど利便性が良く、自然とのバランスや子育て環境も評価されている」と解説。「住み心地の良さと、新興住宅地特有の『密でない人間関係』などが評価につながったのではないか」と分析している。

 4位は有田町、5位は吉野ヶ里町、6位は佐賀市が続いた。同研究所は「郡部の自治体が上位に入っている。利便性や知名度だけではなく、魅力あふれる街があることを発見できた」と話す。

 同様に尋ねたランキングで、「住み続けたい街」も1位は基山町だった。2位は鹿島市で、3位は鳥栖市だった。また「住みここちがいい」のランキングは鳥栖市が1位。「誇りがある」と「愛着がある」は有田町がともに1位だった。(北島郁男)