図録に筆でサインをし、笑顔を見せる中島潔さん(左)=佐賀市の佐賀県立美術館

図録に筆でサインをする中島潔さん(右)=佐賀市の佐賀県立美術館

 唐津市厳木町出身の“風の画家”中島潔さん(78)=静岡県熱海市=のサイン会が16日、佐賀市の県立美術館で開かれた。中島さんの特別展「一瞬間の“煌(きら)めき”~令和の心を女性に描く」(佐賀新聞社主催、九電グループ特別協賛)を訪れたファンと交流を深めた。

 中島さんは、駆けつけた100人の図録などにサインした。「お体に気をつけて頑張って下さい」「特別展は素晴らしかった」とファンからのエールに、ほほえみながら応対した。

 所有する中島さんの絵を季節に合わせて飾る森國利さん(71)、祐子さん(67)夫妻は「絵の雰囲気そのままの優しそうな方だった」と興奮した様子。小城市の江口佳穂さん(25)、母の由美子さん(54)は、約20年前に中島さんからサインしてもらった絵本を持参し「ずっと大事に読んでいた。新しい作品もいっぱい見ることができて心が癒やされた」と話した。

 中島さんは「古里で見てもらい、力と勇気を頂いた。もう一度頑張ろうという気持ちになった。佐賀県人として良く描いたな、と喜んでもらえるような作品を生み出したい」と力強く語った。

 サイン会の参加者には展覧会名にちなみ、「煌めき」の文字が入った「九十九島せんぺい」がプレゼントされた。サイン会は2月6日午前11時からも開催予定で、版画、書籍、図録を会場で当日に購入した100人(先着)が対象となる。

 特別展は同13日までで、開館時間は午前9時半~午後6時(最終入場は午後5時半)。月曜日は休館。(森田夏穂)