色鮮やかな晴れ着姿で、マスクを付けたまま友人との再会を喜ぶ新成人たち=9日、佐賀市文化会館

生命保険協会佐賀県協会 南進事務局長

 ■佐賀市に寄せられる「企業版ふるさと納税」の寄付が伸びている。2021年度は12月時点で前年度実績を大きく上回り、寄付件数が3倍、寄付額は1・5倍に上っている。「脱炭素社会」の実現に向け、市が取り組む「バイオマス産業都市」への注目度が高まったことが一因とみられる。(6日付18面)

 寄付の活用先で最も増えたのが「バイオマス産業都市への取り組み」で、九州初の「バイオマス産業都市」としての取り組みが評価されてきた証しだと思います。脱炭素の取り組みにはまだまだ大きな課題がありますが、全国に大いにアピールいただき、「脱炭素社会の実現→地域活性化」という好循環を生むことに期待します。

 ■空き家を狙って窃盗を繰り返した男に昨年12月23日、福岡地裁小倉支部で実刑判決が言い渡された。公判で、男が盗みに入ったと明かしたのは約600軒。全国で増える空き家はこうした事件のリスクがあるだけでなく、災害時に塀が倒れるなど周辺へ被害を及ぼしかねない。(7日付23面)

 「空き家」が犯罪の対象のみならず、災害時被害の原因になるなど多岐にわたってリスクの対象となっている現象は、高齢化社会が進む社会の大きな課題の一つだと感じます。「人生100年時代」を迎える中、平均寿命男性81・64歳に対し健康寿命は72・68歳。女性は87・74歳に対し75・38歳とそのギャップは10年余りにも及びます。超高齢化社会を迎えるにあたり、自身でも「いつまでも健康でいられる努力」と「元気なうちにしておくべきこと」を考えさせられる記事でした。

 ■10日の「成人の日」を前に佐賀県内の11市町で9日、成人式が開かれた。約2年間コロナ禍での生活を強いられた上、「第6波」とも言われる急激な感染拡大をにらみながらの式典となり、新成人らは晴れ着姿で対面できた喜びを分かち合っていた。(10日付1面)

 今年成人となられた方々、誠におめでとうございます。懐かしい数多くの仲間に会えるこの日の記憶は、いくつになっても残っています。ぜひこの喜びを胸に社会人としてのご活躍を期待しています。

 ■明治から大正期にかけて内閣総理大臣を二度務め、早稲田大の創設者として知られる大隈重信(1838~1922年)の命日に当たる10日、佐賀市赤松町の龍泰寺(雲山智行住職)で101回忌法要が営まれた。(11日付12面)

 昨年話題となった「高輪築堤」の一部復元や、大隈侯の生涯を描いた「威風堂々」の発刊、そして県では「大隈重信100年アカデミア」と佐賀県を代表する偉人にスポットライトが当たる1年に…。コロナ禍など暗い話題が多い中、明るい話題となるよう期待します。

 ■美しい体操を武器に日本を引っ張った第一人者の内村航平(33)=ジョイカル=の現役引退が11日、発表された。計6種目で争われる男子個人総合で2012年ロンドン、16年リオデジャネイロ両五輪を2連覇、世界選手権も6連覇と一時代を築いた。(12日付11面)

 五輪、世界選手権合わせて8連覇は、偉業という言葉でも足りないくらい。難度の高い技から寸分狂わぬ着地は、競技を超え芸術品。いつまでも私たちの記憶に残るでしょう。本当にお疲れさまでした。

 ■南 進さん 56歳 佐賀市

 生命保険協会佐賀県協会事務局長。東京都出身で、1988年に三井生命保険(現大樹生命保険)に入社。島根営業支社長などを歴任し、2021年4月から現職。豊かな佐賀の恵みを求め、県内の道の駅を巡るのが楽しみ。

 

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