多良正裕氏

 任期満了に伴う4月の神埼郡吉野ヶ里町長選で、前町長の多良正裕氏(71)=松隈=が14日、無所属で立候補する意向を明らかにした。17日に町内で会見する。現職の伊東健吾氏(74)=1期、豆田=が既に出馬を表明しており、選挙戦の公算が大きくなった。

 多良氏は、若者の町外流出による人口減少や地域の高齢化に関し、現町政の取り組みの遅れなどを指摘して「元気な町を取り戻す」と立候補の理由を話している。東脊振インターチェンジを生かした企業誘致や安心して子育てができる町づくりを目指すとしている。

 多良氏は神埼高出身、九州産業大卒で、1975年に旧東脊振村役場入り。2005年から町村合併までの1年間、村長を務めた。合併後、10年に吉野ヶ里町議、14年に町長に当選し、18年3月の町長選で伊東氏に一騎打ちで敗れた。

 次期町長選は4月5日告示、10日投開票の日程で実施される。2021年12月1日現在の選挙人名簿登録者数は1万3131人(男性6355人、女性6776人)。(森田夏穂)

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