ノリの高級ブランドの「有明海一番」の食味検査で、ノリを口にして柔らかさなどを確かめる検査員=佐賀市の県有明海漁協

 生産量日本一を誇る県産ノリの最高級ブランド「佐賀海苔のり 有明海一番」を認定する食味検査が14日、佐賀市の県有明海漁協本所であった。測定器などによる事前の審査をクリアしたノリを審査員が一枚一枚、口に含んで風味や口溶けの良さなどを確かめた。合格したノリは19日に開かれる冷凍網の初入札会に出品される。

 「有明海一番」は、日本一の産地にふさわしい最高級ブランドを作り、県産ノリをPRしようと、佐賀県有明海漁協や県などが取り組んでいる。最も品質のよい一番摘みのノリのうち、うまみの元となるタンパク質含有量が50%以上、食感測定機器で口溶けの良さが実証されたものなど、厳しい基準をクリアする必要がある。最終的に認定されるのは、出荷されるノリ全体の0・03%ほどという超高級品で、普通のノリの5~10倍ほどの値が付くという。

 最終関門となる食味検査は、ノリの買い付け業者やホテルの料理長、検定の資格を取った市民など8人が行った。「柔らかさ」「うまみ・香り」の2点について、基準となるノリと比べて採点した。

 今回の検査に出されたのは、例年より多い約270点。県有明海漁協の古賀勝則参事は「今年は海水が十分に冷え、ゆっくりと成長し、うまみの凝縮したおいしいノリができた。ぜひ県民のみなさんに最高のノリを食べてもらいたい」と話している。

このエントリーをはてなブックマークに追加