生徒たちにカレーをよそう母親委員(右)=佐賀市の大和中

 受験にカツ(勝つ)-。佐賀市の大和中で14日、高校入試を控えた3年生にカツカレーが振る舞われた。同校PTAの恒例行事で、生徒185人が保護者らの心のこもったもてなしを受けながら本番に向けて士気を高めた。

 これまで同町のスーパー「生鮮横丁」から差し入れられたとんかつにPTAの母親委員らが手作りしたカレーを合わせていたが、昨年は新型コロナウイルスの影響で中止になった。今年は感染対策を講じて調理は全て同店に委託し、生徒が自宅から持参したご飯にカツとカレーを盛り付けた。

 昼食時に各教室でカツカレーが提供され、母親委員が「みんな応援しているので頑張って」などと激励した。生徒たちは「黙食」しながらも、満足げな表情で頬張っていた。吉田基幹(もとき)さんは「温かい応援を受け、受験に向けて気持ちが引き締まった。全員で希望校に合格し、お世話になった人たちに恩返しがしたい」と決意を述べた。(伊東貴子)

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