県産材がふんだんに使われ明るい教室。道具を収める場所などの説明を聞く児童たち=唐津市の鏡山小

1階から3階まで連なる長い木目の階段を上る児童たち=唐津市の鏡山小

完成した鏡山小の新校舎

唐津市内の小中学校で初めてとなる屋上プール=唐津市の鏡山小

早速、担任の案内で新校舎内を見学する児童たち

広い廊下で早速遊ぶ児童たち=唐津市の鏡山小

鏡山小の新校舎落成式でテープカットする峰達郎市長(中央)や前川英司校長(左端)ら=唐津市鏡

新校舎完成に合わせ新しくなった校旗を披露する峰達郎市長と、寄贈した都建設工業の稲田美知子取締役

 佐賀県内最多の児童数となっている唐津市立鏡山小の新校舎が完成し、3学期始業式の14日、963人の児童たちが木の香り漂う真新しい学び舎(や)に歓声を上げた。市内の人口急増地域で児童数も増え、1971年建設の旧校舎の老朽化と教室不足に対応した。ヒノキや杉の県産材を床や壁の腰板に使い、温かみのある校内に仕上げ、市内の小中学校で初めてとなる屋上プールを備えた。

 3カ年かけて建て替えた。新校舎は鉄筋コンクリート4階建て、延べ床面積は6729平方メートル。旧校舎で25室だった普通教室は36室に拡充した。現在は1~6年で29クラス、特別支援学級は9クラス。3階まで続く幅広い階段など開放感があり、児童たちは「木のにおいがする」「めっちゃきれい」「ホテルみたーい」とはしゃいだ。

 6年の池田夕花さんは「木に包まれて優しい感じ。(3月卒業まで)ちょっとしか時間がないけれど、頑張ろうと思った」と目を輝かせた。「わくわくしていた」という6年の藤原健(たける)君や松岡楓真(ふうま)君は「全く違った学校に来た雰囲気」と喜んだ。前川英司校長は「無機質な仮校舎から、木を豊富に使って落ち着く環境が整った」と話す。

 12日の落成式では峰達郎市長ら約40人が完成を祝い、都建設工業が贈った新しい校旗も披露された。総事業費は約32億8千万円。23年度にグラウンドや外構も完了する。(辻村圭介)

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