新変異株「オミクロン株」への置き換わりに伴う新型コロナウイルスの感染拡大に対応するため、佐賀県は13日、多数の感染者が確認されている唐津市に、軽症・無症状者が療養するホテルを1棟、借り上げる形で設置すると発表した。約100人分で、2月上旬の運用開始を目指す。

 県はこれまで佐賀市に2カ所、鳥栖市に1カ所の療養ホテルを設け、杵島郡白石町の臨時医療施設と三養基郡みやき町の宿泊療養施設と合わせて計515人分を確保している。今回、唐津市の民間ホテルを借り上げることで、確保数は615人分になる。

 県医務課によると、従来は唐津市に宿泊療養施設がなかったため、市内で感染者が増えても佐賀市や鳥栖市に移送するしかなかった。今回の確保で「療養者や保健所職員の負担軽減にもつながる」と話す。

 県は、宿泊療養施設で療養者の健康観察や症状悪化に対応する看護師も募集している。新設する唐津市のホテルに加え、佐賀市、鳥栖市、白石町の療養施設も対象にしている。週1日の勤務や日勤だけなど、働き方は要望に応じる。

 医務課は「難局を乗り越えるため、力を貸してほしい」と呼び掛けている。問い合わせは医務課「プロジェクトM」施設運営チーム、電話0952(25)7504。(大橋諒)

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