古民家を改修した宿泊施設「茜さす 肥前浜宿」の客室の一部

 JR九州が新たに始めた古民家宿泊事業の第1号となる宿「茜(あかね)さす 肥前浜宿」が14日、鹿島市浜町の酒蔵通り沿いに開業する。歴史を感じる町家の趣を生かし、ゆっくりとくつろげる滞在施設に改修した。築100年以上の「光武酒造場別宅」を賃借して活用しており、「非日常を楽しむ別荘」をコンセプトにしている。

 宿は木造2階建てで、客室は2部屋(1室定員4人)。和室や寝室があり、従業員などは常駐しない無人の営業でタブレット端末などでチェックインする。料金は1室4万4千円~、1棟貸し7万7千円~など。

 13日に内覧会が開かれ、JR九州の松下琢磨常務は「歴史のある建物が連なる、江戸時代から続く宿場町を、初めての事業の舞台に選ばせてもらった。上質な空間でリラックスしていただきたい」と話した。

 光武酒造別宅は明治中期の建築で、開業に向けて約半年間、改修作業が行われた。光武酒造場の光武博之社長は「待ちに待ったオープン。肥前浜宿の活性化に努めていきたい」と話した。(中島幸毅) 

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