何でも相談できる「かかりつけ医」をつくることを勧める稲富凡人院長(左)=武雄市の武内公民館

 武雄市武内町の武内公民館で12日、町内の高齢者を対象にした健康セミナーがあった。白石町の稲富胃腸科外科・内科の稲富凡人(つねと)院長が講師を務め、何でも相談できる「かかりつけ医」を持ち、病気を自分で判断しないことの重要性を説いた。

 セミナーは2020年12月から、同町長寿クラブ連合会(黒川武征会長)が開いている。85歳の稲富院長は今も現役の医師で患者と向き合っており、初回から講師を引き受けている。歯に衣(きぬ)着せぬ語り口が人気で、この日も約90人が集まった。

 稲富院長は「健康で長生きするにはかかりつけ医を決めておくことが大切」と説明しつつ、「自分がよく分からない場合は別の医師を紹介して判断を仰ぐのが良いかかりつけ医。経験が豊富で、人脈が広い医師を選ぶことを勧める」とアドバイスした。

 参加者からは血圧や認知症などに関する質問が上がっていた。「血圧の薬は1度飲むと継続して飲み続けないといけないのか」との質問に、稲富院長は「数値が安定すれば飲まなくてもいい。食事療法など薬に頼らない治療もある」と答えていた。

 次回は26日午前10時から、大腸の病気をテーマに実施する。(澤登滋)

   

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