市への答申案をまとめた「文化のまちづくりデザイン会議」=武雄市文化会館

 武雄市の「文化のまちづくりデザイン会議」(会長・山口夕妃子佐賀大芸術地域デザイン学部教授)の第7回会議が12日、市文化会館で開かれた。昨年5月に始めた会議は今回で終了し、21日に答申案を小松政市長に提出する。

 まちづくり構想は、構想策定の趣旨から現状認識、具体的な施策など6章にまとめられた。期間は2022年度から10年間とし、5年目に中間見直しを行い、社会情勢の変化などがあれば修正を加える。

 昨年10月、18歳以上と中高生1645人を対象に実施したアンケート調査では43・1%が日常的に芸術鑑賞などの文化活動を行っていないことが分かった。結果を受け、構想期間中に市民の半数以上が文化活動を行うことを目標に掲げた。

 具体策としては、市内の商店や宿泊施設、駅、公民館をギャラリー化してプロの芸術作品を展示する「まちじゅうアートプロジェクト」や、新幹線開業を踏まえ、周辺自治体と連携した演奏会開催や芸術家の移住・短期滞在を支援する「文化のハブ都市化」など12件の事業案を提案している。

 答申案は小松市長に提出した後、市民からの意見を聴取するパブリックコメントを経て「武雄市文化のまちづくり構想」として公開される。(澤登滋)

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