佐賀共栄銀行(二宮洋二頭取)は、宅配便大手のヤマト運輸(東京都)と提携し、銀行窓口で「宅急便」の取り次ぎを17日から開始する。荷物を預かったり宅配物を受け渡すなどして窓口利用者の利便性向上が狙い。佐賀市内4店舗からスタート、状況を見ながら対象店舗拡大も検討する。

 各店舗に専用の窓口を設けて利用者から荷物を預かり、ヤマト運輸の集荷担当者に渡す。研修を受けた銀行員らが、荷物の大きさや重さを量り、運賃を預かる。「クール宅急便」などは利用できない。宅配物の受け渡し業務も担い、利用者は銀行窓口を荷物を受け取る場所に選ぶこともできる。

 取扱店舗は佐賀市の本店営業部、佐大通り支店、若宮支店、兵庫支店で、受付時間は午前9時~午後3時(土、日、祝日、銀行休業日を除く)。

 同行では「宅急便」取り次ぎ業務について金融庁に相談。後押しを得て、ヤマト運輸と取扱店業務委託契約を結んだ。

 同行は昨年4月から、コロナ下での取引業者の売り上げ拡大支援策として店舗空きスペースを物販などに貸し出しており、担当者は「そこで購入した品もすぐに窓口から発送できる。使い勝手のいい銀行として、ぜひ利用してほしい」と話す。(北島郁男)

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