佐賀新聞文化賞特別賞を受け取り、笑顔を見せる車いすテニスの大谷桃子選手=佐賀新聞社

 東京パラリンピックの車いすテニス女子ダブルスで銅メダルに輝いた大谷桃子選手(26)=西九州大―かんぽ生命=が11日、佐賀市の佐賀新聞社を訪れ、佐賀新聞文化賞の特別賞を受け取った。大谷選手は「外国人選手に対抗できるパワーを身に付け、2024年のパリで金メダルを取りたい」と抱負を語った。

 大谷選手は西九州大卒業後も佐賀市を拠点に競技を続け、県勢として唯一、東京パラリンピックに出場。上地結衣選手(三井住友銀行)とペアを組み、女子ダブルスで日本勢初のメダルを獲得した。

 佐賀新聞文化賞の贈呈式は昨年11月に開いたが、大谷選手は大会が控えていたため出席できず、この日の贈呈となった。佐賀新聞社の桑原昇編集局長が功績をたたえ、賞状を手渡した。

 大谷選手は「県民の皆さんにたくさん応援をしていただいた。パラリンピック以外で近況をご報告できる機会ができてうれしい」と感謝。パラリンピック後も海外遠征が続き、帰国してからもあいさつ回りや講演活動で忙しかったといい、「今月になって自炊や部屋の片付けができた。やっと落ち着けたかな」とほっとした表情も見せた。(西浦福紗)

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