U18のヘッドコーチに就任した元安陽一氏(右から3人目)。右端は中島正信氏=佐賀市の県庁

 バスケットボール男子・Bリーグ2部(B2)の佐賀バルーナーズ(佐賀市)は11日、高校生を対象とするU18チームを設立し、4月に始動させると発表した。昨年4月には中学生を対象とするU15が活動を始めており、佐賀県出身のプロ選手の輩出を目指し、トップチームとユースチームの縦のつながりを生かした一貫指導を進める。

 クラブが目指す同リーグ1部(B1)参入に当たっては、U18の設立もライセンス獲得の条件となっており、クラブは現在、トライアウト(選抜試験)を実施して選手を募っている。将来的にはU12の設立も視野に入れる。U15からU18への飛び級制度もつくり、U18からは德川慎之介(唐津市出身)や角田太輝(江北町出身)のような、地元出身のプロ、特別指定選手の輩出を促す。

 U18のヘッドコーチには、昨季まで3部(B3)のトライフープ岡山で指揮を執った元安陽一氏=40、山口県出身=が就任。U18とU15に技術指導を行うテクニカルアドバイザーは、全日本ジュニアの指導経験などがある中島正信氏=71、佐賀市出身=が務める。

 佐賀市の県庁で開かれた会見で、元安ヘッドコーチは「佐賀をバスケットボールで盛り上げる一助になれるように頑張りたい」と意気込みを語り、中島氏は「生まれ育った佐賀で指導できて幸せ。少しでも若いコーチの役に立てれば」とした。

 トップチームの宮永雄太ヘッドコーチ(40)は、「佐賀県出身のプロ選手は数人しかいない。もっと佐賀の子どもたちが憧れるようなチームをつくりたい」とユースとの連携を誓った。

 クラブは2月にもトライアウトを実施。4月以降はリーグのユースチームや高校と練習試合を組んだり、3人制を含む大会にも出場する予定。(草野杏実)

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