山口祥義知事(右から2人目)にヤングジョッキーズシリーズ優勝を報告した、佐賀競馬の飛田愛斗騎手=県庁

 競馬の2021ヤングジョッキーズシリーズ・ファイナルラウンドを制した佐賀競馬(鳥栖市)の飛田愛斗騎手=三小田幸人厩舎所属=が11日、県庁を訪れ、山口祥義知事に優勝を報告した。日本中央競馬会(JRA)と地方競馬の若手騎手が争う大舞台で成果を残した19歳の有望株は、「素直にうれしい。全国で活躍できる騎手になれたら」と意気込みを語った。

 同シリーズのファイナルラウンドは、昨年12月27日に大井競馬場(東京都)、28日に中山競馬場(千葉県)で開かれた。地方競馬とJRAから8人ずつ計16人が4レースで競い、馬は抽選で決められた。出場規定から、既に100勝を達成した飛田騎手は最初で最後の挑戦だった。

 飛田騎手は両競馬場ともに第1レースは振るわなかったものの、修正能力の高さを見せ、第2レースでいずれも1位を獲得した。特に最終レースとなった中山競馬場での一戦では、大外から追い上げて最後にハナ差で勝利。「3番手ぐらいで付けていて、直線で外に回されたけどぎりぎりでいけた」と振り返った。

 飛田騎手は熊本県出身で、昨年10月にデビュー。地方競馬最速となる初レースから268日で100勝を挙げ、デビュー1年間の最多勝利記録も127勝で塗り替えた。

 山口知事は「佐賀競馬からスターが出るのはいいことで今後が楽しみ」と期待を寄せた。(大橋諒)

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