佐賀県女流書展で、展示されている作品=佐賀市の佐賀玉屋

 「第28回佐賀県女流書展」(佐賀新聞文化センター主催)が12日から、佐賀市の佐賀玉屋本館6階催事場で始まる。県書作家協会正会員の女性105人と賛助会員3人が、新春らしい華やかな展観を見せる。かなや墨象など7部門の書が並ぶ。17日まで。

 秀島清坡さん(小城市)の「卓然」は、金銀の箔(はく)を散りばめた和紙ににじみの美しい字が躍る。大串祥篁さん(佐賀市)はリズミカルな筆致の漢字作品に鶴をあしらった布を合わせた。木下紫陽さん(佐賀市)の刻字「とら~2022~」は、手仕事の味わいが残る彫り跡に力強さがにじむ。松本恵仙さん(神埼市)の「松菊萬年歓」は、潤渇に富んだ字を梅の花が描かれた布で表装している。

 第1回から参加する唐津市の行徳照苑さんは「回を重ねるごとに作品のレベルが上がり、味が出てきた。それぞれが刺激を受け合っているのだろう」と話した。

 展示作品を収める作品集は600円で販売する。参加作家の色紙や本など16点を抽選でプレゼントする企画もあり、応募は会場で受け付ける。(花木芙美)

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