出版した作品集を手にする桑田窓さん

 昨夏、4冊目の詩集「52時70分まで待って」を出版し話題となった桑田窓さん(51)。「立夏の会」代表や詩誌「山脈」の編集委員を務めるなど、佐賀県の現代詩界をリードする。

 詩作の原点は、故郷を巣立つ妹へのエールにと新聞の文芸欄に詩を投稿し掲載されたこと。それから毎月1作のペースで詩を書き始めた。「長年続けられたのは、褒めてくれた選者の先生のおかげ」と感謝する。

 詩を書く仲間との出会いがあり、全国と佐賀の懸け橋になるような活動を目指して、3年前に日本詩人クラブの会員・会友と立夏の会を立ち上げた。「これまで、たくさんの先輩に支えてもらってきたから、今度は自分の番かな」と語る。詩誌「立夏」を県内の高校や全国で詩作をする人たちへ贈るなど、現代詩の裾野を広げるために力を尽くす。

(地域リポーター・富崎喜代美=佐賀市)

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