完成した杵島地区環境センターの処理棟=杵島郡大町町の杵東地区衛生処理場組合

杵島地区環境センターの処理棟の完成を祝ってテープカットする(左から)田島健一白石町長、水川一哉大町町長、山田恭輔江北町長=杵島郡大町町の杵東地区衛生処理場組合

 杵島郡大町町、江北町、白石町のし尿や汚泥を処理する施設が大町町福母の杵東地区衛生処理場組合敷地に完成し11日、関係者に公開された。肥料にできるリン酸マグネシウムアンモニウム(MAP)を生成する資源化設備を備え、性能試験を経て4月から本格稼働運営する。稼働に伴い武雄市が組合から抜けるため、組合名称は「杵島地区衛生処理組合」に変わる。

 1984年に稼働した杵東地区環境センターの老朽化に伴い、1万600平方メートルの敷地内で管理棟を解体して跡地に新処理棟を造り、その後に処理棟を解体して新管理棟を建てる整備事業を進めている。本年度内の完了を目指し、センターの名称は「杵島地区環境センター」に変更する。

 新処理棟は地上2階、地下1階建てで、一日にし尿47キロリットル、浄化槽汚泥28キロリットルを処理できる。処理過程で、一日に約4キロの粒子状のMAPを生成することができるという。使途はこれから検討する。建設費は約33億円。新管理棟は1階建てで事務室などを備える。建設費は約3億円。

 現在のセンターでは武雄市北方町のし尿や汚泥も処理しているが、新施設完成に伴い北方町の分は武雄市の施設で処理する。武雄市は3月で杵東地区衛生処理場組合を離脱する。

 新処理棟のお披露目式には、4市町の首長ら約40人が出席。テープカットして完成を祝い、施設を見学した。(小野靖久)

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