アプリ内で販売されるバス乗り放題のデジタルチケット。先着でクーポンも付いてくる

アプリ内で販売されるバス乗り放題のデジタルチケット。先着でクーポンも付いてくる

 佐賀県内のバス事業者が11日、佐賀市の古湯温泉方面や杵藤地区の3市で使えるバス乗り放題のデジタルチケットを発売した。経路検索などができるアプリ「myroute(マイルート)」の県内サービスが同日から本格化し、デジタルチケットはこのアプリ内で購入、使用できる。3月30日まで。

 昭和自動車が扱うのは、昭和バスの古湯線で使える「ふるくま1dayぬる湯フリーパス」。佐賀駅バスセンターから古湯温泉方面を行き来するバスを24時間利用できる。価格は大人1600円、子ども1000円。先着千人限定で、古湯温泉周辺の飲食店や旅館で使える1000円分のクーポンが付く。

 祐徳自動車とJR九州バスは連携して「かぶきフリーきっぷ」を販売している。鹿島、武雄、嬉野の3市内で両社のバスが36時間乗り放題になる。大人2000円、子ども1500円。先着1000人は、指定エリアで使える1500円相当のクーポンがもらえる。

 「myroute」は経路や交通手段の検索、予約、決済と一連のサービスを提供するアプリ。目的地までの経路を鉄道やバス、タクシー、カーシェアリング、離島航路など幅広く組み合わせて提示する。デジタルチケットは画面に表示し、バスの運転士に見せることで利用できる。

 県内の交通事業者らでつくる「さがMaaS事業実行委員会」が取り組むプロジェクト「SAGA Mobility LABO」の一環。自家用車に過度に依存せず、多様な交通手段を生かした移動環境を目指す。県交通政策課は「新しい技術で県内をお得にお出掛けしてもらえたら」と利用を呼び掛けている。(円田浩二)

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