思いを伝えることの大切さなどを説く講師の三原ゆかりさん=佐賀市天神のアバンセ

 女性の政治参加を促すため、必要な行動を学ぶ「政治参画セミナー」が8日、佐賀市のアバンセで始まった。元直方市副市長の三原ゆかりさん(56)が「おかしいと思うことを訴えることが大事」と語った。

 三原さんは課長職1年目の2017年、市民の声を聴く姿勢を当時の市長に買われて副市長に抜てきされた。「私たちの生きづらさの原因には政治があり、首長や議員を選んでいる私たちもその一因」とし、「今、自分にできることをやろう」と訴えた。具体的には「発言できる機会があれば機会を逃さない」などとアドバイスした。

 セミナーは学生や市町の議員ら8人が聴講した。参加者からは「長年勤めてきたが、男性のフォローに回されて男性が昇進するシステムに加担し、疑問の声も上げてこなかった」「結婚して地元ではないところに住み、議員になるのは難しい。看板も地盤もない」などの意見があった。

 アバンセ主催の3回連続講座で、15日には自分の思いを深めて形にする行動を考え、22日には思いを伝える方法を学ぶ。15日からの参加も受け付けている。(宮﨑勝)

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