七福神に扮して福を呼び込む子どもたち=有田町下南山地区

 有田町下南山地区に伝わる正月の恒例行事「南川良(なんがわら)子ども七福神」が6日、同地区一帯で開かれた。恵比寿(えびす)や弁財天などの衣装をまとった子どもたち12人が民家を回り、家内安全や商売繁盛を祈った。

 江戸時代から伝わるとされる町の重要無形民俗文化財。小中学生が担う行事だが、昨年は新型コロナウイルス感染拡大で中止となったため、高校1年になった芝原幸之介さんも参加した。

 先導役で裃(かみしも)姿の宰領(さいりょう)を芝原さんが務め、七福神、げたそろえの一行が続き、約70軒を訪問。座敷で、口上を述べて小づちで床を打ったり、張りぼてのタイを釣り上げたりする所作をし、宰領が豆をまいて福を呼び込んだ。

 芝原さんは「皆よく声が出ていたと思う」と、笑顔を見せた。(古賀真理子)

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