デザインを担当した有田焼カレーの器を持つ森本実穂子さん=伊万里市役所

森本実穂子さんが器のデザインをした干支シリーズの有田焼カレー

 有田町の名物「有田焼カレー」の器のデザインを、有田工業高3年の森本実穂子さんが手掛けた。製造会社が干支(えと)シリーズの寅(とら)のイラストを同校の生徒から募り、森本さんの作品が採用された。3日から販売している。

 有田焼カレーは同町のプレアデスが製造販売し、カレーと器を一緒に提供して年間10万食を売り上げている。オリジナルの器の絵柄に干支シリーズがあり、今年の寅は自社のデザイナーではなく、同校の生徒に初めて依頼した。地域に根差した企業活動の一環という。

 昨年の夏休み前に募集をかけ、休み明けに52作品が寄せられた。その中から、かわいいトラがさまざまなポーズをしている森本さんの作品を採用した。審査した廉隅(かどすみ)浩介社長(60)は「見ていて楽しく心が洗われる。縁起物とされる白虎(びゃっこ)を描いたのも良かった」と評価した。

 森本さんは「過去の干支シリーズと同じようにかわいくすることを心掛け、飼いネコのジェネをトラに見立てて描いた」と明かし、自分の作品が人気商品に採用されたことについては「器を使った人が幸せな気分になってくれるとうれしい」と話した。

 大きさは2種類あり、税込みで大1980円、小1480円。JR有田駅構内の有田銘品館で販売し、インターネットでも購入できる。

 また、寅年にちなんで阪神タイガースとコラボした有田焼カレーも販売している。器にマスコットのトラッキーなどが描かれたデザインで、税込み大2300円、小1750円。問い合わせはプレアデス、電話0955(25)9980。(青木宏文)

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