九州大邦楽部雅楽班(左)の演奏に耳を傾ける来場者=佐賀市唐人の佐星醤油

 佐賀市唐人の佐星醤油で8日、「ストリート音楽会」が開かれた。九州大邦楽部雅楽班のメンバー10人が笙(しょう)や龍笛(りゅうてき)などで奏でる荘厳な雅楽の音色に、来場者は静かに聴き入った。

 音楽会は唐人町商店街振興組合の主催でサガライトファンタジーの期間に合わせて20年近く続いてきたが、2011年3月の東日本大震災以降、中止となっていた。同組合が「コロナ禍で楽しんでもらえるイベントができないか」と考え、約10年ぶりに復活した。

 昨年11月からジャズなどの演奏会を開き、この日の公演を含めて計9回を実施。新型コロナウイルス感染対策で各回10人限定とし、「あなただけのコンサート」と題して行った。

 8日は、九州大のメンバーが雅楽を披露した。市内の川﨑健生君(7)と弟の千弘ちゃん(5)は「最初の音をみんなで合わせているのが上手でよかった」。父の康広さん(38)は「子どもを連れて気軽に本物の演奏を街中で聴くことができてよかった」と話した。(小部亮介)

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