18歳成人式で高校生から署名を受け取る三重県伊賀市の岡本栄市長(左)=10月、同市役所

西村知花さん

 ■民法改正で2022年4月から成人年齢が18歳に引き下げられるのに伴い、三重県伊賀市は翌23年から「成人としての自覚を促すため」と18歳を対象に成人式を開く。市によると全国初だが、対象世代からは「今まで通り20歳で」との反対や、当事者の意見を聞かずに決めた市への疑問の声が上がる。(12月30日付17面)

 成人にあたる当事者の意見を聞かずに決めた市の対応は一方的だと思ったし、(集めた署名を市長に手渡した)高校生が行動する気持ちも分かる。大学進学を考えている高校生は勉強を頑張りたいだろうし、部活を頑張りたい子もいて、そのタイミングで式典に参加するのは大変。3年前に出席した成人式では久しぶりに会う友達が多かった。そういう経験や当事者の気持ちを考えると、20歳のタイミングが1番だと思う。

 ■初売りの目玉商品である福袋を、年の瀬から前倒しして販売する動きが、佐賀県内でも広がっている。来店を分散させることで、新型コロナウイルスの感染リスクを低減させる狙い。(30日付1面)

 福袋を年末から売り始めて人の分散化を図っていることが面白いと思った。人をかき分けて取らないといけないものを、落ち着いてゆっくり選ぶことができるのはうれしいし、今後コロナが収まったとしても、この売り方は続けてほしいと思う。

 ■生理の影響による不調に対し職場の理解があると「思わない」と感じる女性は55・4%に上ることが30日、日経BP総合研究所(東京)の調査で分かった。(31日付21面)

 休暇制度をつくっても取得できる環境がないのなら意味がない。体がきつい状況なのに「ずるい」と思っている人がいるかもしれないと考えるだけで、言いにくくなる人もいると思う。専門家の講演などを通して社会全体で正しい理解を深めることが最も大切。

 ■25人が犠牲となった大阪・北新地のビル放火殺人事件で、大阪府警は31日、殺人と現住建造物等放火の疑いがもたれており、30日に死亡した谷本盛雄容疑者(61)=住所職業不詳=を司法解剖し、死因は重度の一酸化炭素(CO)中毒による蘇生後脳症だったと明らかにした。(1月1日付29面)

 容疑者が死亡したことで、なぜ放火したのか、知りたかったことが何も分からないまま闇の中に入ったような感じで、すごく報われない事件になった。現場のビルには排煙設備がなかったということで、同様の事件を防ぐためにも、防火設備を改善していかないといけないと感じた。

 ■佐賀県警は2日、県内で2021年に発生した人身交通事故(速報値)が前年比252件減の3506件で、交通事故による死者数は同10人減の23人だったと発表した。(3日付1面)

 死者数が20人台になったのが71年ぶりという数字に驚いた。最近、事故への注意を呼び掛けるCMなどをよく見かけて、広報に力を入れていると感じていた。自転車に乗りながら、信号がない横断歩道で止まってくれる車も増えたように思う。亡くなった23人の命を教訓に、事故を他人事に考えないようにしたい。

 佐賀大農学部生命機能科学科4年。グレープフルーツやドクダミなど県産農作物の廃棄部位からフラボノイドを抽出し、ハンドクリームなどに応用できる化粧品素材の研究に取り組む。佐賀市。

このエントリーをはてなブックマークに追加