峰達郎市長(右)に陳情書と署名を手渡す川嵜和正佐賀玄海漁協組合長=唐津市役所

 唐津市沖での洋上風力に賛意を示している佐賀玄海漁協は7日、洋上風力事業への調査協力推進に関する陳情書を3300人分の署名を添えて市に提出した。

 洋上風力事業については、利害関係者らでつくる「法定協議会」の設置後に誘致の有無が決まるが、唐津市沖の候補海域では現在、民間企業によるボーリングや海底調査などが既に行われている。漁協は調査船の派遣などで協力しており、貴重な雇用の機会になっていると説明する。陳情書では、漁業者の減少や少子高齢化を防ぐため、調査船の派遣という新たな雇用の場が必要と強調している。

 川嵜和正組合長は「新規事業にはどうしても賛成、反対の声がある。われわれは計画を推進する立場として陳情した」と話した。署名は昨年末までに組合員や地域住民らから集めた。

 陳情書を受け取った峰達郎市長は「市としては関係者に説明責任を果たす義務がある。経済効果や雇用確保を含め、しっかりと取り組みたい」と応じていた。(中村健人)

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