再建に向け、粘土で試作したえびす像(鎮西西宮社再建委員会提供)

 2020年11月の放火で全焼した西宮社(佐賀市北川副町光法)について、再建の象徴とするえびす像の建立を目指す鎮西西宮社再建委員会(西村俊光会長)がクラウドファンディング(CF)で支援を呼び掛けている。28日まで100万円を募っている。

 社殿の鈴が焼け残ったことを受け、鈴をデザインを取り入れる。火災に負けずに立ち上がり、新たな挑戦を応援する姿を試作している。4月20日の春の例大祭での披露を目指す。

 CFサイト「READYFOR(レディフォー)」で3千~10万円の5種類で資金を募っている。返礼として支援者の名前をホームページに掲載するほか、お守りやご神影などを贈る。金額によっては御朱印を頒布し、像の台座に設置する銅版に名前を刻む。

 西宮社は平安末期の承安2(1172)年に建立されたと伝えられ、佐賀のえびす信仰の始まりの地とされる。CFとは別に、創建850年の2023年に社殿を再建するための募金活動も実施している。鈴えびすは、社殿再建までは仮の拝殿に設置する。

 再建委員会は「混沌(こんとん)とした時代に立ち向かうえびす像にしたい」と協力を求めている。(大田浩司)

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