水田強会長(左)からトレーニングファームの修了証を受ける小林洋平さん=佐賀市富士支所

トレーニングファームに入校した(前列左から)波戸崎伸介、裕子さん夫妻、江口慶和さん=佐賀市富士支所

 佐賀市富士町でホウレンソウ栽培を2年間学ぶ佐賀市トレーニングファームの修了式と入校式が開かれた。研修を終えたのは2人、新たに入校したのは夫婦を含む3人で、式では「中山間地の農業を支える存在になってほしい」と激励の言葉が寄せられた。

 昨年12月末に佐賀市富士支所で開かれた修了式では、関係者約20人が、緒方隆一さん(56)と小林洋平さん(35)を送り出した。

 2人とも今後、富士町で就農する予定で、佐賀市やJA、地元団体などで組織する佐賀市トレーニングファーム推進協議会の水田強会長は「コロナ下、思い通りいかないことばかりかもしれないが、困ったことがあったら先輩農家や地域が助けるので声をかけて」と激励した。

 緒方さんは「研修で、農業が甘いものでないと分かった。まずはホウレンソウ栽培で食べていけるようにしたい」、小林さんは「農業経験がないサラリーマンでも、やろうと思えばやれるという例を示せるように頑張りたい」と抱負を語った。

 また、1月5日にあった入校式で、5期生となる研修生になったのは、同ファームで初めてという地元出身の江口慶和さん(42)と自然環境にひかれて同町に移住した波戸崎伸介さん(40)、裕子さん(37)夫妻。

 夫妻は小学1年生ら3人の子育て中といい、式では裕子さんが「食育を通して農業の大切さを子どもたちにも伝えたい」と抱負を語った。坂井英隆市長も駆けつけ「みなさんは先駆者。地元や佐賀市の先進的な農家になってください」とエールを送った。

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