オキナグサの群生地の周りに柵を設置する参加者=基山町の基山山頂付近

 基山町の「きざんオキナグサ保存会」(冨山茂会長)は、基山(きざん)山頂付近で、オキナグサの保護区域の設置作業を実施した。会員や町職員ら約30人が保護区の周りにスチール製のくいを打ち、ロープを張って人が立ち入らないようにした。

 同会は昨年10月に発足し、今回が初めての本格的な活動。基山山頂付近は国の特別史跡に指定されているため、文化庁の許可を得た上で、オキナグサが群生している約300平方メートルを柵で囲んだ。

 参加者は約1・5メートルのくいを分担して山頂付近まで運び、約50センチの深さまで打ち込んだ後、ロープを張り巡らせた。保護区は「オキナグサの丘」と名付けられ、同会などが管理する。山頂下にある草スキー場の一角に、基山に生息する希少植物を移植する「野の花園」も設置した。

 冨山会長は「会員らの協力で立派な柵ができて一安心。オキナグサを大切に守っていきたい」と話した。(瀬戸健太郎)

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