新型コロナウイルスの感染予防で、間隔を空けて大ホールに着席して実施した武雄市新年賀詞交歓会=市文化会館

乾杯する嬉野市活性懇話会の賀詞交歓会参加者=嬉野市の温泉旅館「大正屋」

例年の半数以下の約180人が出席した伊万里市の新年賀詞交歓会=ロイヤルチェスター伊万里

三本締めで新年の飛躍を誓う賀詞交換会の出席者=小城市のゆめぷらっと小城

 新年の賀詞交歓会が6日、佐賀県内4市で開かれた。商工関係者らが、新型コロナウイルスや大雨災害で疲弊した地域経済の再生にかける意気込みを示した。

 

 ○…武雄商工会議所主催の賀詞交歓会は市文化会館で開かれ、新型コロナウイルスの感染予防で前年同様に大ホールに間隔を空けて座り、飲食を伴った懇親会は行わずに新年のあいさつを交わした。

 約200人が参加し、山口祥義知事や小松政市長らがあいさつをした。武雄商議所の溝上邦治会頭は「コロナと水害で大きな打撃を受けたが、秋に開業予定の新幹線には大いに期待している」と述べ「温泉と湯豆腐を組み合わせるなど、集客につながる仕掛けを考えてほしい」と呼び掛けた。(澤登滋)

 

 ○…嬉野市活性化懇話会の賀詞交歓会は6日、大正屋であり、行政や商工団体などの約80人が参加した。

 懇話会会長の村上大祐市長は「昨年は未曽有の自然災害が起きた。災害に強いまちづくりを最優先で進めたい」と大雨対策に言及した。秋に開業する九州新幹線長崎ルート武雄温泉?長崎や嬉野温泉駅に関しては「西九州の観光地、企業や産業の発展の中心地として嬉野市の存在感を高めるため、皆さんと力を合わせたい」と強調した。

 あいさつに立った出席者からは、新鳥栖―武雄温泉のフル規格化を求める声が出ていた。(古賀真理子)

 

 ○…伊万里商工会議所の賀詞交歓会はロイヤルチェスター伊万里で開かれた。新型コロナウイルス感染防止のため出席者の数を制限し、例年の半数以下の約180人が新年のあいさつに臨んだ。

 深浦弘信市長らがあいさつした。伊万里商議所の古賀富男会頭は新型コロナの影響を受けた地域経済に関し「ある程度、経済活動ができるまでに回復している」との見方を示し「コロナ禍以前の状態に戻るには時間がかかると思うが、本格的な経済活動の再開に向けて大きな期待を寄せている」と述べた。(青木宏文)

 

 ○…小城商工会議所主催の賀詞交換会は会員企業や行政関係者、市議会議員ら約150人が出席してゆめぷらっと小城で開かれ、三本締めで新年の飛躍を誓った。村岡安廣会頭は地域の振興に貢献した大隈重信ら小城ゆかりの人物を紹介し、「素晴らしい歴史と伝統をつなぎ、皆さんの活躍の場を広げられるよう、明るく楽しく活動を続けていきたい」と抱負を述べた。

 新型コロナウイルスの感染予防で前年同様、会場での食事を控える代わりに弁当を配布した。山口祥義知事と江里口秀次小城市長もあいさつし、新型コロナや水害への対応、スポーツの振興に力を入れる考えを示した。(谷口大輔)

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