PCR検査のキットについて説明する薬剤師=6日、佐賀市嘉瀬町のらいふ薬局県医療センター好生館前店

 佐賀県による新型コロナウイルスの無料検査の対象が6日、拡大された。新たな変異株「オミクロン株」の疑い例が県内でも確認されていることから、感染に不安を感じる県内在住者はワクチン接種の有無に関わらず全て受けられるようになった。期間は31日まで。

 6日時点では、らいふ薬局県医療センター好生館前店(佐賀市)や溝上薬局医大南センター店(同)、ヨウメイ堂薬局(嬉野市)など5市町11カ所で受け付けている。実施拠点は月内に県内全市町の約85カ所に増やす予定。PCR検査と抗原検査から選ぶことができ、自分で唾液を容器に入れたり、鼻の中をぬぐったりして検体を採取する。PCR検査は翌々日までに、抗原検査では15~30分ほどで結果が分かる。

 24時間365日検査を受け付けているらいふ薬局県医療センター好生館前店では、6日だけで20件以上の検査を実施した。担当者によると、これまでは1日数件程度だったが、県が対象拡大を発表した5日から問い合わせが増えており、事前予約を勧めている。

 6歳の息子のPCR検査に付き添った母親(29)は「年末年始に息子が私の実家がある沖縄に行っていたため、念のため受けに来た。向こうは(陽性者が)すごい数になっているから」と話した。(大橋諒)

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