雨漏りへの応急措置として本棚がビニールで覆われている=佐賀市城内の県立図書館

屋上の防水改修工事が実施されている県立図書館=佐賀市城内

 佐賀市城内の佐賀県立図書館で、雨漏りを防ぐための屋上防水改修工事が進められている。騒音の影響で閲覧室の利用が難しくなるため、年末年始の休みに続いて今年2月中旬まで休館となる。

 建物は1962年11月に完成。雨漏り対策で屋上を88年に改修したが、仕上げに用いられているステンレス素材が劣化するなどし、近年再び雨漏りするようになった。ぬれる恐れのある本棚はビニールで覆い、利用者の代わりに職員が本を取り出していた。実際にぬれて乾かした本もあったという。

 改修工事の工期は昨年10月から今年2月末までで、屋上をアスファルト素材で仕上げる。閲覧室への騒音の影響が大きい2階の光庭部分の改修には年明けから着手し、2月中旬まで掛かると見込んでいる。総事業費は約1億5千万円。

 同図書館の担当者は「雨漏りで利用者の皆さんにご迷惑をお掛けしてきた。1カ月半と長い休館期間になるが、ご理解いただければ」と話す。

 休館期間を活用し、館内では職員らが年1回の蔵書点検を1月18日まで実施する。翌19日からインターネット予約・貸し出しサービスを再開し、本は図書館南側のオープンスペースで受け取ることができる。(円田浩二)

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