女子1回戦・佐賀清和-城南(徳島) ブロックに飛び付く佐賀清和の古賀侑紗(左)と江口寧々=5日、東京都渋谷区の東京体育館(撮影・鶴澤弘樹)

 「春高」独特の雰囲気にのまれてしまった。2年連続で出場した女子の佐賀清和は、初戦で城南(徳島)にストーレート負け。野中健志監督は「サーブで崩すことができずに、相手のアタッカー陣に好きなように攻撃されてしまった」と悔やしそうに話した。

 サイドを使いながら巧みに攻撃を繰り出す相手に、粘り強いレシーブで対抗した。攻撃では古賀侑紗を中心に食らい付いたが、じりじりとリードを広げられて第1セットを19-25で落とした。流れを変えたい第2セットだったが、ブロックとレシーブとの連係がかみ合わず、変化の大きいサーブにも苦しんだ。

 三島夢夏主将は「強気で戦うべきだったのに、最後まで弱気になってしまった」と後悔しながら、後輩たちに「追い詰められたときこそ攻めのバレーを貫く大切さを持ってほしい」と最後のアドバイスを残した。

 昨年に続きオレンジコートに立った2年の池田ちひろは「実力はまだまだ。自分のレベルの低さを痛感した。来年は先輩の分まで、いい試合をして必ず勝ちたい」。大舞台での苦い経験は、チームを引き継ぐ後輩の心に響いている。(井手一希)

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