子どもの居場所としてかがみこどもプラザが運営する「ミライエ」=唐津市鏡

「ミライエ」の室内。子どもたちが安心してくつろげる場所にする

2階は学習スペースや本が並ぶ図書コーナーも=唐津市鏡

 子ども食堂を手掛けている唐津市の一般社団法人かがみこどもプラザ(46人)は、放課後などに子どもたちが過ごす居場所「ミライエ」を11日から開所する。日本財団の助成を受けて整備した。子どもを中心とした地域の交流拠点を目指し、食事の提供や学習支援に取り組む。

 ミライエはキッチンや食堂、学習スペース、図書コーナーを備える。昼食やおやつ、夕食を提供し、小中高生が放課後や週末に利用できる場所にする。「家でも学校でもなく、子どもたちが気軽に来て安らげるような居場所をつくりたい」との思いで開所にこぎ着けた。

 学習支援は元教員や大学生らが行う予定。かがみこどもプラザのメンバーは現役の教員と元教員が半数を占めていて、絵画制作や料理教室など子どもたちの体験学習に20年以上取り組んでいる。代表理事の宮﨑佳代子さん(63)は「活動を通して楽しく学び、くつろげる場所にしたい」と力を込める。

 日本財団はミライエの整備費と本年度に要する運営費の計4千万円のほか、来年度以降の2年間の運営費を助成する。佐賀未来創造基金(佐賀市)が日本財団の「子ども第三の居場所」事業の採択を受けていて、ミライエのほか佐賀県内の3カ所でも事業に取り組む。

 予約不要で誰でも利用できる。子どもは無料、大人は500円の協力金を募っている。所在地は唐津市鏡2536の1。定休日は水曜と金曜。平日は午後3~7時、土日は午前11時から午後6時まで。趣旨に賛同する団体や個人の寄付も募っている。問い合わせは宮﨑さん、電話090(4585)1123。(横田千晶)

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