浸水状況をリアルタイムで発信する考えを年頭会見で示した坂井英隆佐賀市長=市役所

 佐賀市の坂井英隆市長は4日、新春の記者会見に臨み、水害対策として市のウェブサイトで市内の浸水状況をリアルタイムで発信する考えを示した。災害の恐れが高まる6月の出水期までに仕組みを構築する。

 計画によると、市内29の浸水常襲地区で自動計測したデータを基にウェブサイトの地図上に表示する。被害状況を8段階に色分けして10分間隔で更新し、早期避難の判断材料にしてもらう。このほか、JR佐賀駅周辺の浸水の一因となっている新村愛敬水路(大財)の狭窄(きょうさく)部分の解消、尼寺調整池(大和町)の整備にも出水期までに取り組む。坂井市長は「市民の安心安全のため、できる対策からやっていく。ポンプ場新設、調整池の整備も促進していく」と語った。

 また、市内の保育施設への就職を促すため、新卒保育士向けの家賃補助制度を創設することも明らかにした。助成額や期間は検討中。新卒保育士については昨年11月議会で、就職支援金10万円の給付が可決されている。(大田浩司)

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