新春恒例の「プロアマ囲碁対局」で佐賀県アマ最強者の橋口正さん(右)に勝利した吉岡薫九段=3日、佐賀市駅前中央の日本棋院佐賀中央支部

吉岡薫九段

 新春恒例の「プロアマ囲碁対局」(佐賀新聞社主催)が3日、佐賀市駅前中央の日本棋院佐賀中央支部で開かれた。昨年春に現役を引退し、ふるさとの佐賀で後進の指導に当たるプロの吉岡薫九段(61)=神埼市=に、第43期県アマ囲碁最強者の橋口正さん(65)=武雄市=が挑戦し、吉岡九段が253手までで、13目半差で勝った。

 対局は橋口さんが先番で、吉岡九段の6目半逆コミ出し。黒の橋口さんが互い小目、白の吉岡九段は二連星の布石でスタートした。左上隅の高ガカリから黒が実利を稼ぎ、白は厚みを築く進行になった。

 中盤、シチョウアタリを巡って難しい駆け引きが続いたが、白がうまくカナメ石の黒2子をかかえ、優位に立った。黒は右辺の白模様に打ち込み勝負をかけ、シノギに成功したが、代わりに上辺の黒模様が破られるなどし、差が縮まらなかった。

 吉岡九段は「中盤の攻防で相手のミスを突くことができた」と振り返り、橋口さんは「プロの力を思い知らされた。今回の経験を糧にしたい」と話した。(武田和也)

 

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