友人との再会を喜ぶ晴れ着姿の新成人=西松浦郡有田町の焱の博記念堂(撮影・山口源貴)

 佐賀県内で最も早い成人式が3日、多久市と武雄市、西松浦郡有田町で開かれた。会場では前年と同様に新型コロナウイルスの感染予防策を講じ、晴れ着にマスク姿の新成人が旧友や恩師との再会を喜び合った。密を避けるため、家族らに向けて式典の様子をインターネットで生配信する工夫が見られた。

 176人が新成人となった有田町の式典は、焱(ほのお)の博記念堂で開かれた。前年はコロナ対策で二つの中学校区別に時間差で挙行したが、合同開催に戻し、家族らは動画サイトで配信される映像を別室のモニターで見守った。

 出席者は、コロナ下の進学や就職で思うような新生活を送れなかったことに触れつつ、家族や地元の人たちの支えで成人を迎えたことに感謝した。金子あさひさん(20)は決意表明で「進学先がオンライン授業になった。戻って家業を手伝っていると、町への愛着が深まった」と述べた。

 川内楓(かえで)さん(19)も答辞で「コロナ禍でも全世界に勇気と希望を与えてくれた東京五輪、パラリンピックの選手たちのように努力していきたい」と、地域への恩返しを誓った。

 多久市では197人、武雄市では590人が新成人として第一歩を踏み出した。(古賀真理子)

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