4日から導入される「交通捜査服」。機動性を重視し、体を動かしやすい作りになっている(佐賀県警提供)

 佐賀県警は4日から、交通事故現場で捜査に当たる警察官向けに、機動性や安全性を向上させた作業服を導入する。「交通事故事件捜査用作業服」(交通捜査服)と呼ばれ、従来の制服よりも柔軟性に優れ、袖などの反射材で夜間もドライバーの目に付きやすくなる。県警本部の交通指導課と佐賀南署、佐賀北署に導入し、実用性を確認しながら県内各署に取り入れる。

 青が基調で、背中に黄色い文字で「交通捜査」、白で「SAGA POLICE」と表示している。夜間はこれまで制服の上から夜光チョッキを着ていたが、袖と裾の反射材で存在をより明確に、周囲に示すことができるようにした。

 事故現場では車の下に潜り込んで調べるケースがあり、伸縮性や保温性のあるブルゾンタイプの上着を採用した。チョークやメジャーなどの装備品を入れるポケットを多く設けた。

 交通捜査服は2020年4月時点で全国23都道府県の警察が導入し、九州では長崎、大分、宮崎の3県が取り入れている。佐賀県警でも「より動きやすい方がいい」という要望があり、導入を検討していた。

 県警交通指導課は「まずは規模が大きい警察署で実際に着用し、意見を聞き取りながら改良を重ね、県内に普及させたい」と話している。(小部亮介)

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