店頭に並んだ福袋を品定めする買い物客=1日午前、佐賀市のモラージュ佐賀(撮影・山田宏一郎)

 新たな1年のスタートとなった1日、佐賀県内の大型商業施設は、初売りの福袋を求める買い物客らでにぎわった。新型コロナウイルスの感染状況が落ち着きを見せる中、人出は昨年より多めで、お目当ての商品を手にした人からは笑顔がこぼれた。

 佐賀市のモラージュ佐賀には、午前10時の開店前から入り口前に列ができた。オープンと同時にお目当ての商品がある店に一目散に走り出す人や、両手にたくさんの福袋を持って歩く人の姿もあった。衣料品の専門店では「人気ブランドの福袋、残りわずかですよ」と店員がマスク越しに声を上げ、「大お年玉抽選会」の会場も活気があふれた。

 男性音楽グループBTS(防弾少年団)が好きという森恋花さん(11)=佐賀市=は、韓国ショップなどで福袋を買った。「BTSのグッズが欲しくて買いに来た。中身が気になるから早く開けたい」と声を弾ませた。娘と2人で大川市から来た50代女性は、雑貨を中心に四つの福袋を購入。「(入り口に)消毒などがあって感染対策されていた。特に密になることもなく、目当ての商品を買えた」と満足げだった。

 同店によると、昨年同様、希望する店舗は年末から福袋の販売を始めたという。密になることを避けるため、事前に予約を受け付けて完売した店舗もあった。県内の新型コロナ感染者数がゼロか1桁台で推移するなど、状況が落ち着いていることもあり、野田圭佑総支配人は「昨年は年末年始の集客に苦戦したが、昨年より人の入りはよく、戻ってきている感触がある」と話した。(小部亮介)

【年末年始便利帳】

このエントリーをはてなブックマークに追加