新型コロナウイルスの対策本部会議で、年末年始の過ごし方について、佐賀県民に感染予防対策の徹底を呼び掛けた山口祥義知事(右)=県庁

 佐賀県の山口祥義知事は28日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」への警戒感が高まる中での年末年始の過ごし方について、マスク着用や手洗いなど基本的な感染予防策を徹底するよう呼び掛けた。特に忘年会や新年会、親戚の集まりといった普段会わない人との飲食でマスクを外す場面に注意するよう訴えた。

 山口知事は対策本部会議で、県外でオミクロン株の市中感染が確認されている点や全国的に感染者数が増加傾向にあることを踏まえ、基本的な感染予防策の徹底に加えて「少しでも体調が悪い場合は外出を控えて医療機関を受診してほしい」と強調した。

 感染の「第6波」に備え、年明けから入院患者の受け入れ可能病床を545床に増やし、「徹底的に感染を封じ込めていく」と述べた。

 また、3回目のワクチン接種について、県内でも医療従事者や高齢者施設の入所者らへの前倒し接種が始まっているが、年明けから65歳以上の一般の高齢者に対しても始まる。県は「間もなく接種するというタイミングで1、2回目と同様に市町から接種券が送られてくる」とし、自分がどのタイミングで3回目の予約をすべきかについて心配する必要はないとした。

 年末年始に発熱などの症状が出たら、まずはかかりつけ医への電話相談を促している。休診やかかりつけ医がいない場合、「受診・相談センター」0954(69)1102に電話するか、インターネットの「99さがネット」で対応可能な医療機関を確認し、電話予約してから受診するよう呼び掛けている。(栗林賢)