曹洞宗青少年書道展で一席に輝いた小城高3年の江嶋美咲さん=小城市の岡本貞華書道会

 小城高(小城市)の3年の江嶋美咲さんが、第55回曹洞宗青少年書道展(曹洞宗主催)で一席に当たる曹洞宗管長賞に輝いた。空間を大きく飛び回る潤渇の妙が高く評価された。

 受賞作「衆生済度」は線のかすれを生かし、得意とする伸び伸びとした線で書き上げた。5月に応募した結果が今月中旬に届き、「これまで書いてきてよかった」と喜びをかみしめる。

 江嶋さんは小学1年から小城市三日月町の岡本貞華書道会で書道を始め、小城高の書道部では部長も務めた。賞には縁遠かったが、昨年の県総文祭で自作の詩を調和体で書いた「駆け出す夢」で特選を受けた。「悔しさが努力の糧になった。小さい頃から指導してくれた岡本先生に感謝している」と話す。

 進学する北九州市立大には書道サークルがないという。「自分の思いを表すことができる書道が大好き。ずっと続けていきたい」と話し、「私がサークルを立ち上げようかな」と笑う。

 同展には全国から全5771点が集まった。2019年まで表彰式と展示があったが、コロナ禍により昨年から中止になっている。(花木芙美)

 他の県内の上位入賞者は次の通り。(敬称略)

 全国青少年教化協議会賞 堀田裕斗(東山代小2年)▽愛知学院大学学長賞 堀田心彩(同5年)▽東北福祉大学学長賞 田澤音芭(有田小5年)▽大本山總持寺副貫首賞 柴田瑛太朗(同6年)▽大本山永平寺監院賞 古瀬愛梨(小城高3年)