鳥栖U-15-FCラヴィーダ 前半6分、鳥栖FW山﨑遥稀(10)がゴールを決め、2-0とする=東京都の味の素フィールド西が丘(C)S.D.CO.,LTD.

鳥栖U-15-FCラヴィーダ 後半12分、鳥栖DF大場章太郎がヘディングでゴールを決め、4-0と突き放す=東京都の味の素フィールド西が丘(C)S.D.CO.,LTD.

 前回王者の底力を見せつけた。サガン鳥栖U-15は、FCラヴィーダから大量4点をもぎ取り、2年連続で中学世代の日本一に輝いた。試合開始直後からボールを前線に運ぶ意識や積極的なプレッシャーを徹底。前半17分までに3点を奪った攻撃は圧巻だった。

 チームはサイド攻撃やポゼッションで攻め上がる形など豊富な攻撃のバリエーションを披露した。前半だけでコーナーキックは4本、スローインの数も相手を上回り、しっかりと自分たちのボールにする球際の強さも光った。森惠佑監督は「一人一人が個の力でゲームの流れを変えられる」と話す。

 8月のクラブユース選手権は決定機でシュートを外す場面が多く、FC東京U-15むさしにPK戦の末に敗れ、準優勝に終わった。その悔しさを見事に晴らした一戦。今大会5ゴールを決めて得点王に輝いたFW山﨑遥稀は「中野伸哉選手みたいに高校生ながらトップのチームで戦える選手になりたい」と決意を込めた。(井手一希)